omoto「鉄と布展2

夫婦で作る暮らしの風景

omotoは福島県のいわき市を拠点に鍛冶職人として刃物や包丁をつくる康人さんと、藍や柿渋で服や小物を手がける智子さんご夫婦のブランド、2年ぶりの開催です。先日いわきの工房を訪ねました。鍛冶やさんの工房では火で焼いて真っ赤になった鉄をひたすら叩き鍛えます。古代から続く加工技術の根源的な趣をも感じる世界です。全くの畑違いのから鍛治職人に転身した康人さんの包丁は、叩き上げの職人さんとは一味異なる固定観念にとらわれない使い手の遊び心に響く魅力があり、またその切れ味に惚れ込みを使い続けています。
智子さんの作業場は大きな窓から明るい陽の光を感じる空間で、柿渋染めや藍染めの端布を構成してミシンを踏んでいきます。今回は、包丁と鍋つかみなどの台所小物を中心とした布作品で、夫婦ブランドならではのハーモニーを感じてもらえたらと思います。

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睦まじく鉄と布

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