安藤美樹さんの陶

皿の上で楽しむ非日常の美

初めて安藤美樹さんの陶器を見た時ゾクッとしたことを覚えています。その細かいディテールは怪しくそして美しい。非日常の美を感じる衝撃でした。
昨年多治見にある彼女の工房を訪れました。粘土を紐状によじったり、小さな玉に丸めたりしてベースの粘土に貼り付け柄の塊を作り、潰すことで模様が立体的に浮かび上がってくる。気の遠くなるような作業です。

お皿をテーブルに置くだけでアート作品として卓上の雰囲気を変える存在感ですが、ぜひとも器として使って欲しいです。このお皿にどんな風に料理を盛り付けようか・・・そんな楽しみも味わえます。今回の企画展では器の他にも素敵なオブジェが並びます。

ファーマーズテーブルにどんな世界が展開されるか、どうぞお楽しみに。

 

 

石川博子

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記憶の断層のような工程の蓄積

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